コレクション ヤールック オスマンル刺繍 手織り布にシルクと金属リボン刺繍 裏表なしのテクニック ゲミリックのクムラ 110×50cm [EK0079]
コレクション ヤールック オスマンル刺繍 手織り布にシルクと金属リボン刺繍 裏表なしのテクニック ゲミリックのクムラ 110×50cm
[EK0079]

販売価格はお問い合わせください。
在庫数 1点
ブルサはオスマン帝国最初の首都であり、周辺ではお膝元として様々な手工芸の職人たちが集められ、その技術が伝統文化として残されてきた地でもあります。
庶民の素朴な手芸ももちろんありましたが、貴族やお屋敷のために用意される高品質なものが作られ、特に手芸に関しては養蚕が行われたことでシルクが手に入りやすいという立地もあり、布や糸が作られました。
そういった背景もあり、高度な技術と良質な材料を合わせもった素晴らしい手仕事が伝えられてきました。
オスマンル刺繍はそのひとつです。
シルク、金属リボンを多用した刺繍であり、表裏がないような作りであることが最大の特徴です。
オスマンル刺繍として、ヤールック、ウチュクル、ボフチャなど様々なものが製作されてきました。
ヤールックとは強いて例えるなら「装飾タオル」でしょうか。
オスマン帝国時代の嫁入り持参品に欠かせないもののひとつです。
タオルと言っても実際に手を拭いたりするものではなく、ガラス棚に飾ったり、花瓶などの下に敷いたり、遊牧民系の一族ですと民族衣装の前にエプロンのように垂らしたり、そんな使い方をされるものでした。
実際は素晴らしい手芸品を持っていくことで、嫁としての格を証明するためのものでもありました。
ヤールックは上記の理由から、ボーダーに施された刺繍部分をズラして重ねて見せられるために、表裏なしの刺繍テクニックを駆使したか、裏表があるものでも重ねたときに両方が表側を見せるように、裏表を逆になるように刺繍をしたか。
そして中央部は装飾せずにそのままの状態で残されます。
このヤールックの刺繍部分は裏と表が逆になるように、それぞれのボーダーに刺繍し、重ねたときに見える部分が両方とも表側というタイプです。
ただ実際は一部の刺繍を除けば、裏表がない状態でどちら向きにも使えます。
メタル部分は、金属リボンで「テルクルマ」や「テルサルマ」と呼ばれるテクニックで作られたものです。
ラインや茎部分は金属リボンで、分量も多く、またいずれもとても細いラインで施されています。
それがいかに時間や手間がかかっているか理解できるかと思います。
モチーフはメインはお花や葉のある植物ですが、上部には金属リボンで作られた鳥のモチーフがあったり、植物の下にはお蚕様があります。
蚕はヤールックに頻繁に使われるモチーフのひとつであり、シルク糸への敬意、そして豊かさなどの象徴であったことが忍ばれます。
保管状態がよく色も綺麗に残っているため、新しいものと思われがちですが、手織り布から見ると年代的には20世紀半ば頃に製作されたものだと想像します。
状態がとてもよいもので貴重です。
サイズは約110×50cm。
重量は約180g。
状態については目についた範囲で記載しておりますが、見落としがあった場合はご容赦ください。
また商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。
価格に送料は含まれていません。
他の商品と同梱、または複数点数お買い上げになるなど、まとめ買いをされると個々でご注文するより1点あたりの送料が割安になります。
庶民の素朴な手芸ももちろんありましたが、貴族やお屋敷のために用意される高品質なものが作られ、特に手芸に関しては養蚕が行われたことでシルクが手に入りやすいという立地もあり、布や糸が作られました。
そういった背景もあり、高度な技術と良質な材料を合わせもった素晴らしい手仕事が伝えられてきました。
オスマンル刺繍はそのひとつです。
シルク、金属リボンを多用した刺繍であり、表裏がないような作りであることが最大の特徴です。
オスマンル刺繍として、ヤールック、ウチュクル、ボフチャなど様々なものが製作されてきました。
ヤールックとは強いて例えるなら「装飾タオル」でしょうか。
オスマン帝国時代の嫁入り持参品に欠かせないもののひとつです。
タオルと言っても実際に手を拭いたりするものではなく、ガラス棚に飾ったり、花瓶などの下に敷いたり、遊牧民系の一族ですと民族衣装の前にエプロンのように垂らしたり、そんな使い方をされるものでした。
実際は素晴らしい手芸品を持っていくことで、嫁としての格を証明するためのものでもありました。
ヤールックは上記の理由から、ボーダーに施された刺繍部分をズラして重ねて見せられるために、表裏なしの刺繍テクニックを駆使したか、裏表があるものでも重ねたときに両方が表側を見せるように、裏表を逆になるように刺繍をしたか。
そして中央部は装飾せずにそのままの状態で残されます。
このヤールックの刺繍部分は裏と表が逆になるように、それぞれのボーダーに刺繍し、重ねたときに見える部分が両方とも表側というタイプです。
ただ実際は一部の刺繍を除けば、裏表がない状態でどちら向きにも使えます。
メタル部分は、金属リボンで「テルクルマ」や「テルサルマ」と呼ばれるテクニックで作られたものです。
ラインや茎部分は金属リボンで、分量も多く、またいずれもとても細いラインで施されています。
それがいかに時間や手間がかかっているか理解できるかと思います。
モチーフはメインはお花や葉のある植物ですが、上部には金属リボンで作られた鳥のモチーフがあったり、植物の下にはお蚕様があります。
蚕はヤールックに頻繁に使われるモチーフのひとつであり、シルク糸への敬意、そして豊かさなどの象徴であったことが忍ばれます。
保管状態がよく色も綺麗に残っているため、新しいものと思われがちですが、手織り布から見ると年代的には20世紀半ば頃に製作されたものだと想像します。
状態がとてもよいもので貴重です。
サイズは約110×50cm。
重量は約180g。
状態については目についた範囲で記載しておりますが、見落としがあった場合はご容赦ください。
また商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。
価格に送料は含まれていません。
他の商品と同梱、または複数点数お買い上げになるなど、まとめ買いをされると個々でご注文するより1点あたりの送料が割安になります。
コレクション ヤールック オスマンル刺繍 手織り布にシルクと金属リボン刺繍 裏表なしのテクニック ゲミリックのクムラ 110×50cm
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