オスマン刺繍　ウチュクル　シャルワルの布ベルト　シルク刺繍と金属刺繍　200×30cm [N008]

※花の色が画像では赤っぽく見えているかもしれません。
実際の色は濃いピンクです。最後から２枚目の画像の色が実際に近いです。
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細長い布の端と端のみに装飾が施されています。
これは「ウチュクル」と呼ばれる布ベルトです。

オスマン帝国時代の衣類で、シャルワルというダボダボのズボンがありました。
今ならゴム紐を入れるところでしょうが、当時は布ベルトを入れて、前の部分でキューっと締めていました。
そのためズボンの折り返し部分に入ってしまう布は無地のまま、前に出る部分には装飾が施される形となったものです。

ウチュクルは普通はもっと簡単な刺繍のものが多いのですが、これはとても豪華で手が込んでいます。
身分の高い人のものであったか、庶民でも特別な時のために用意されたのではないかと想像します。

このウチュクルの刺繍部分は裏と表、どちらからみても表に見えるように作られています。
葉と蕾と花を描いています。
ツル性の植物のようであり、花だけ見るとチューリップのような、つりがね草のような。
刺繍部分はシルクの糸で手刺繍されています。
茎やツルのメタル部分は、金属糸が使われています。

年代的には1940-50年代ごろに製作されたものだと想像します。

地となる布はコットンの薄い生地です。
布自体は汚れ、シミなどがありますが、全体的には状態が良いものです。
端は耳になっている側ともう一方の切りっ放し部分は黒糸でミシンがかかっています。（このあたりがかなり惜しい・・・）

このままオリジナルとして保管するのがベストですが、刺繍部分を活かして加工したり、何かに転用できる状態です。

オリジナルの古いものですので実際の価値はもっと高いものですが、刺繍部分に１か所穴が開いていること（最後の画像をご確認ください。約３×３cmの大きさ）と、今回は手持ちの処分のため、お手頃に提供したいと思います。

サイズは約180×30cm。
重量は約40g。

状態については目についた範囲で記載しておりますが、見落としがあった場合はご容赦ください。
また商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。

価格に送料は含まれていません。
送料は700円です。
他の商品と同梱、または複数点数お買い上げになるなど、まとめ買いをされると個々でご注文するより１点あたりの送料が割安になります。