木製ハンドプリントのヤズマが美しい　マニサのシェケルオヤのオールドスカーフ [ZN098]

オリジナルの古い木版ハンドプリントのヤズマのオヤスカーフがこの価格で・・・！？
そうでなくても探すのが困難になっているものですが、今あるものをできるだけ多くの方に手に取ってご覧いただき、その良さを知ってもらえたらという願いとともにお手頃価格でご提供します。

マニサ地方の古いトゥーのシェケルオヤスカーフです。

トゥーオヤは一般的に平面のオヤとして作られます。

その昔マニサではトゥーで大きな立体のオヤがついたスカーフを作りました。
もちろんトゥーで編むとオヤがくたっ、としてしまいますので、固めてあげなくてはなりません。

何で固めたかというと「砂糖水」だったそうです。
そのため、マニサの立体トゥーオヤは「シェケル（砂糖）オヤ」と呼ばれています。

実際は砂糖水以外にもトルコで手に入るコラと呼ばれる板ゼラチン、セメダインなども使用されたようです。
結果、カラカラと音がするような硬いオヤができあがりました。

このオヤスカーフはトゥーオヤのお花を作り、それをスカーフの縁に垂直なるようにつけたもので、ゼラチンで固められた状態です。
オヤはブレード状に作られていてスカーフから取り外しができます。

オヤはゼラチンが取れてクタッとなっていますが、花びらを広げると直径約28mmの大きなお花です。

さらに特筆すべきは、スカーフであるヤズマのプリントです。
これは1950年代以前に作られた、木版によるハンドプリント。
600年の木版の歴史を持つトカットの古いデザインを使用したものです。

手でひとつひとつ木版を押して、さらに色版を重ねていく作業は想像以上に手間暇がかかり、現在の木版とまた異なる味わいがあるのも特徴です。

オヤの種類：トゥー
オヤ部分の素材：コットン糸
スカーフへの取り付け方法：取り外し可能
スカーフの素材：ハンドプリントのコットンヤズマ
状態：良好です。特に目立つダメージや汚れなどはありません。一部オヤが不足している箇所があります。ブレードが短かったためです。
重なった状態で糸などで仕付けがしてあったのを、無理に糸を千切ったためにできた穴だと想像されます。画像でご確認ください。


状態については目についた範囲で記載しておりますが、見落としがあった場合はご容赦ください。
また商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。

価格に送料は含まれていません。
他の商品と同梱、または複数点数お買い上げになるなど、まとめ買いをされると個々でご注文するより１点あたりの送料が割安になります。