ヴィンテージラベルが面白い オヤ用 ナイロン糸 4色4本セット [N006]

ヴィンテージラベルが面白い オヤ用 ナイロン糸 4色4本セット [N006]

販売価格: 1,000円(税込)

重み: 100g

在庫数 1点
数量:
トルコのイーネオヤは本来、蚕繭から取ったシルク糸を自分で精錬し染めて撚って使いました。
その手間暇から解放されたのが1970年代に各メーカーから発売された色とりどりのナイロン糸でした。
その後、イーネオヤはナイロン糸を主流に作られてきましたが、ポリエステル糸に移行した2000年代前後を機に製造されなくなり、さらには2010年代に販売され始めた人工シルク糸の出現により、ナイロン糸は現在では1社が製造しているか、ストックから出している状態で、見つけるのは困難な状況です。

その一方でトルコ以外の周辺国のトルコ系住人や、トルコでも田舎などでは手持ちのナイロン糸を使い続ける地域や女性たちもいて、イーネオヤもナイロン糸を前提とした形態を持つものもあり「ナイロンでイーネオヤを作る」現場に直面することも少なくありません。

今回、イーネオヤ旅で行ったトルコ中東部のエラズーはシルク糸を自分で撚って使う地域ですが、近年は同じ形のスカーフのイーネオヤがナイロン糸で作られているものもあり、最近までナイロン糸が使われていたことがわかります。
しかしそのナイロン糸での制作も現在はほぼ行われることがなくなっています。
その理由は伝統の形でのイーネオヤスカーフが制作されなくなったこと、そしてスマホの普及により女性たちがSNSを利用して簡単に遠方のメーカーの人工シルク糸を手に入れることができるようになったことなどがあげられます。

そのためエラズーの手芸店でもナイロン糸を見つけることは困難ですが、古い手芸屋さんの1軒が昔扱ったナイロン糸の在庫を販売していることを聞き、購入したのが今回の糸です。
過去に見たことがあるメネクシェ、イペッキなどのメーカーさんに混じって、地元エラズーの糸メーカー「HARPUT」のものもありました。
HARPUTは今回初めて知りました。
同じHARPUTの糸でも年代によりラベルが違います。

糸は実用品で、普通に使っていただけるものです。
包装などなるべく綺麗なものを選びましたが、在庫品のため包装に多少の破れ箇所や埃などが付いている場合があるかもしれません。

各メーカーのラベルも面白いのでラベルコレクスターさんも楽しんでいただけるかと思います。
糸はメーカーさんや年代によりグラム数が異なります。10〜25gと幅があります。

色は写真のものをお送りいたします。

トルコでもすでに見つからない廃業メーカーのオヤ用ナイロン糸をぜひお試しください。

価格に送料は含まれていません。
トルコより国際郵便SALE便でお送りいたします。
他の商品と同梱、またはまとめ買いされると1点あたりの送料がお得になります。
ヴィンテージラベルが面白い オヤ用 ナイロン糸 4色4本セット [N006]

販売価格: 1,000円(税込)

重み: 100g

在庫数 1点
数量: