マニサのトゥーオヤスカーフ　シェケル（砂糖）オヤと呼ばれるかぎ針で作る立体オヤ [y109]

かぎ針で作るトゥーオヤは一般的に平面のオヤとして作られます。

その昔マニサではトゥーで大きな立体のオヤがついたスカーフを作りました。
もちろんトゥーで編むとオヤがくたっ、としてしまいますので、固めてあげなくてはなりません。

何で固めたかというと「砂糖水」だったそうです。
そのため、マニサの立体トゥーオヤは「シェケル（砂糖）オヤ」と呼ばれています。

実際は砂糖水以外にもトルコで手に入るコラと呼ばれる板ゼラチン、セメダインなども使用されたようです。
結果、カラカラと音がするような硬いオヤができあがりました。

このオヤスカーフはトゥーオヤのお花を作り、それをスカーフの縁に垂直なるようにつけたもので、ゼラチンで固めていた状態のものです。

大きな５弁のお花で水色のコットン糸を使って編んでいますが、保管方法により色が褪めたのか、濃淡がついていて、まるで段染め糸で作ったようにも思えます。
白っぽく色が変わっている箇所がありますが、それがかえって面白い効果を出しています。


ヤズマに目立つダメージや汚れなどはありません。

オヤの種類：トゥー
オヤ部分の素材：コットン糸
スカーフへの取り付け方法:直付け
スカーフの素材：コットンヤズマ
状態：上に記載してあります。
年代：1960－70年代頃

状態については目についた範囲で記載しておりますが、見落としがあった場合はご容赦ください。
また商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。

商品価格に送料は含まれていません。
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