ヴィンテージ　ベイダーのナマズルック　平面のメキッキオヤのブレード [EG008]

トルコのエーゲ海地方イズミールの山間部にあるベイダーやビルギなどオデミシュ周辺で伝統的に作られてきたメキッキのナマズオルトゥスです。
メブルットと呼ばれる宗教儀式やお祈りの際に使用することが多く、スカーフは長方形で、長い辺の一方にオヤが付けられます。
オヤがある辺が額に位置するように覆う形で被ります。

通常、オヤはスカーフに直接付けずに、ブレード状に作り、それを布に縫い付けます。

メキッキは小さなシャトルを使った、タティングレースによく似た技法で作られるものです。
これが私が昔収集したもので、現在、もしくは近年作られたものより細い糸でとても細かく綺麗に作られています。
糸は極細のナイロン糸が使われています。

また自分たちのために素材を選び、時間と手間をかけて作っていた時代のものと、販売用に生産しているものではその出来上がりに差があるのは当然で、その違いを感じていただけたらと思います。

10-15年ほど前に現地で手に入れたもののうち、コレクション、資料として持っていたものです。
珍しいものですので、興味ある方にぜひお持ちいただければと思い、放出いたします。

本物のトルコの手仕事に触れたい方、古いものに興味のある方、当時の技術や素材を感じたい方、ぜひこの機会をお見逃しのないようにお願いいたします。

保管の木箱のシミや多少の埃汚れがある場合がございます。
お家でチェストに保管されていたそのままの状態です。

商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。

価格に送料は含まれていません。
他の商品と同梱、または複数点数お買い上げになるなど、まとめ買いをされると個々でご注文するより１点あたりの送料が割安になります。