コレクションパーツ イペッキヤイラ シルクのイーネオヤ シルクのクレープ [EK067]

コレクションパーツ イペッキヤイラ シルクのイーネオヤ シルクのクレープ [EK067]

販売価格: 12,000円(税込)

重み: 30g

在庫数 1点
数量:
トルコの北西部ブルサのムダンヤの高原地帯にあるイペッキヤイラの古いイーネオヤスカーフ。

ブルサはイーネオヤに関しては歴史的にも重要な都市のひとつです。
オスマン帝国最初の首都として、各種手工芸が盛んに行われ、特にシルクロードの取引所としてシルク産業が発達してきた場所でもあります。そのため織物や刺繍、レース編みなどの針仕事は現在なお、女性たちの間で愛され継続されてきています。

また嫁入り持参品の風習も近代まで残っており、年配の女性たちは嫁入りの際にたくさんの手仕事品を用意しました。
そのひとつにイーネオヤスカーフがあります。

その土地土地にスカーフの色やモチーフの形に意味を持たせ、渡す相手や用途を考えながら、色とりどりのイーネオヤスカーフが作られてきました。そしてスカーフは母から娘と伝えられてきました。

それらは今日まで大事に各お家でしまわれてきましたが、これらの風習が消えつつある現在、本来は市場に出なかったものが、行き先をなくし、こうして私たちの手に渡ってきています。
ただこれらもほぼ出尽くした感があり、最近は集めるのも簡単ではありません。

※シルクのクレープに付けられたシルクのイーネオヤ。1970年代以降、シルク糸が手に入らなくなったこと、ナイロン糸や人工シルクが市場に流通したことからシルク製のイーネオヤは作られなくなっています。
仕付け糸が付いています。これはクレープを保管するために必須で、布が滑りやすく形崩れを防ぐためです。
またこれらの特別なオヤスカーフは日常に使われるものではなく、当時は財産のひとつとして母から娘に渡されたもので、使用されることなく大切に保管されてきました。その風習文化を伝えるために、この仕付け糸がついたオリジナルのままでご提供します。
年代は20世紀前半〜中頃だと想像されます。

シンプルなモチーフだからこその美しさを感じます。
またシルククレープのイーネオヤスカーフは年代が古い上に、保管が困難なため今日までに残っているものは数が少なく大変貴重です。
コレクションにぜひ加えてください。

いずれも現在は作られていないタイプのものですので、イーネオヤの本来の姿に興味がある方や古いテキスタイルが好きな方にぜひオススメします。もう次回はないかもしれません。

保管の木箱のシミや多少の埃汚れがある場合がございます。
お家でチェストに保管されていたそのままの状態です。

商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。

価格に送料は含まれていません。
他の商品と同梱、または複数点数お買い上げになるなど、まとめ買いをされると個々でご注文するより1点あたりの送料が割安になります。
コレクションパーツ イペッキヤイラ シルクのイーネオヤ シルクのクレープ [EK067]

販売価格: 12,000円(税込)

重み: 30g

在庫数 1点
数量: