オヤスカーフには技法や材料によりいくつかの種類があります。
ぬい針で作るイーネオヤ、かぎ針で作るトゥーオヤ。
そしてビーズを使うボンジュクオヤ。
ボンジュクオヤは直接スカーフに作り付けるのではなく、まずブレードを作り、それをスカーフに取り付けます。
スカーフに付けられないまま保管されたものなどが今日まで残されてきました。
それらを大量に手に入れましたので、お使いくださる方に特別価格でご提供します。
ボンジュクオヤは現在の80歳前後の女性たちが若い頃に作ったものです。
ですから古いオヤを尋ねると、たいていの女性がボンジュクオヤを見せてくれます。
シルク糸の刺繍糸や端糸を使ったイーネオヤに続いて作られるようになった白いレース糸を使ったかぎ針のトゥーオヤ。
ただ糸の色が白がメインのため、その色彩りに取り入れられたのが1960-70年代当時、手芸屋さんに出始めた小さな色とりどりのビーズでした。
主に白いガーゼ布の縁飾りとして作られました。
1970年代になってボビンのナイロン色が出始めると、重さのあるボンジュクオヤに変わって、かぎ針で作るトゥ―オヤが流行りました。
そのためボンジュクオヤは次第に作られることがなくなったのです。
そういう意味でも製作年代が限定されるボンジュクオヤですが、トルコ各地で作られ、中にはアダナ地方のように立体化されたモチーフがたくさん編み出されるなど独自の発達もしました。
しかし実際に付けてみるとわかりますが、その重さがネックとなり定着しなかったのです。
ブレードはスカーフサイズによって異なるため、2辺のみに取り付ける150cmサイズから当時70x70cm〜80x80cmの小ぶりなスカーフに取り付けるための300cm前後の長さと様々です。
今回はお安く提供させていただく代わりに、それぞれの長さなどは一切割愛させていただきます。
画像でご覧になったものをお送りいたします。
価格はメートルあたりではなく、150-350cmある1巻の価格です。
また不要な段ボールや厚紙に村の女性が巻き付けた状態です。こちらも巻き直しなどせず、このままの状態でお送りいたします。
スカーフに付けたり、お洋服やバックなどの小物に付けても可愛いです。
またブレード状であることから、このままネックレスなどに転用してもよいですね。
女性たちの製作期間を考えたら材料代にもならない申し訳ないお値段ですが、使っていただける方へ特別提供です。
いろいろ工夫してお使いください。
商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。
なるべく状態の良いものを選んでご提供しておりあすが、中には汚れがあったり、糸が途中で切れているものもあります。
ご了承ください。
日本国内関東圏より宅配便着払いで送らせていただきます。
国際郵便料金がさらに値上がりしておりますので送料分だけでもかなりお得に手に入れていただけます。
複数点お買い上げいただくと1点当たりの送料がお得になります。
時間指定などがありましたら、備考欄にご記入をお願いいたします。
ない場合は無指定でお送りいたします。
内容によりレターパック、スマートレターでお送りすることも可能です。
備考欄にてご連絡ください。
送料を変更してお知らせいたします。