トルコキリムとイーネオヤの店 ミフリ＆アクチェ

ピンクと赤色の西洋梨が並んでいます。
中央アナトリアのカラプナールの遊牧民たちの織物です。
本来はお花柄がメインの柄ですが、稀にこのような果物のモチーフが見られます。

地のベージュの色は羊の染をしていないナチュラルの毛を紡いだもの。
モチーフ部分は一部はウール糸ですが、1960年代当時に流行したオーロンと呼ばれる化繊糸です。
蛍光色などがあり、女性たちが好んで使用したものです。

フリンジがある方を下とすると横長の織物で、歪みもほとんどないものですのでタペストリーとしてもお使いいただけます。

また画像左側に縦方向にベージュ色でなく、グリーンがかった部分がありますが、これはこの部分に異なる色の色を使用しているからです。
これは日焼け跡や修理跡などではなく、織り手がわざとこの部分を色を変えたのです。
意味を含ませたり、単なる気持ちの変化だったり、ちょっと崩すわびさびの世界だったり。

特に目立つダメージや汚れなどはありません。
状態は良好です。

フリンジを除く本体部分のサイズは 約125×105cm。
重量は　約1800gです。


状態については目についた範囲で記載しておりますが、見落としがあった場合はご容赦ください。
また商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。

価格に送料は含まれていません。
他の商品と同梱、または複数点数お買い上げになるなど、まとめ買いをされると個々でご注文するより１点あたりの送料が割安になります。