トルコの南東部、ガジアンテップに古くから伝わる繊細な手仕事があります。
アンテップ・イシと言います。
針と糸を使い、布を媒体とするので刺繍に分類してもよいかと思いますが、イーネオヤ同様、レースという見方もできるほどの細かい作業です。
布の経糸、横糸を部分的に抜いて残りの部分をかがったりしながら、布にモチーフを描いていく手芸です。
ドロンワークのグループに入るものだと思われます。
アンテップ刺繍ならではの独特なかがり方やステッチもあるそうです。
シルクの白糸を主に使い、本来は色糸もシルクでしたが、現在のトルコで手に入らないため色糸にはコットン糸を使用しています。
ガジアンテップでは頭に被るスカーフの布部分に、服の部分的装飾などとして作られていたそうですが、地元でも引き継ぐ若い人たちがいなくなり、時期に終わる手芸のひとつだと言われています。、
小鳥のモチーフのアンテップ刺繍。
その作業量と作り手がいないことから高価ではありますが、見本として小さな布にモチーフを作ってもらったものです。
額装して飾れるようにしてあります。
枠のサイズは直径約15cmです。
壁に吊るすための金具が付いています。
価格に送料は含まれていません。
送料は720円です。
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