色とりどりのタイルを散りばめたような面白い構成の織物です。
アナトリアの織物っぽく見えませんが、実はしっかりトルコのイスラム教徒の手織りもの。
コンヤのカラプナールの絨毯です。
よく見ないとわかりませんが、モチーフが隠れミフラップになっているのです。
マッドな方を下に、パステルの方を上にしてみると、パステルの方に山形に三角モチーフが浮き出てきます。
これがイスラム教徒がお祈りをするときの方向を示す「ミフラップ」です。
モスクの内部にあるロケット型の窪みのことです。
ですから本来はミニサイズのお祈り用に作られた絨毯だったかも。。
もしかしたら、おばあちゃんが自分の孫にお祈り用にと、こんな小さな絨毯を織ったのかもしれませんね。
経糸はコットン糸、
横糸はウール糸で手織りされたもの。
染めは村で行われた天然染めを含む、独自の色です。
サイズはフリンジ部分を除く本体が74×54cmです。
重量は約1010g。
色の薄い方のフリンジに近い箇所とフリンジの極一部に薄いシミがあります。
画像でご確認ください。
状態につきましては、目で確認できたことは可能な限り記載しておりますが、見落としがあることがあるかもしれません。
またあくまで古いものだということをご理解の上、お買い求めてくださることをお願いいたします。
商品価格には送料は含まれていません。
同梱の場合、１点当たりの送料が割安になりますので、まとめ買いをおすすめします。
