嫁入り支度の必需品であったメンデル(ハンカチ)。
そのうち四隅に刺繍を施して地域により畳み方は異なりますが、畳んで中央に寄せ閉じたものをチェブレと呼びます。
チェブレは嫁入り道具の展示の際に壁などに飾り、祝福に訪れた人に配ったりします。
また息子の割礼式のお祝いの際にベットの装飾としても使われました。
オヤスカーフとほぼ同じ意味合いを持ったものです。
コットンのハンカチの3隅に、シルク糸で手刺繍されています。
黄色の太陽のような、花束のようなモチーフです。
裏に嫁入り、または息子の割礼式の展示の際の裏打ちとなる当時の新聞紙が縫い付けられています。
端をカットして装飾しているのも面白いです。
残念ながら新聞の日付がある箇所はカットされていて、いつ頃のものか正確に知ることはできませんが、書かれた記事の表記から1970年のものと思われます。
地となる布はコットン。
布自体は、目立つ汚れやシミなどはありません。
このままオリジナルとして保管するのがベストですが、刺繍部分を活かして加工したり、布の無地部分も何かに転用できる状態です。
畳まれた画像の状態でのサイズは約32×30cm。(新聞紙箇所は含まない、布のサイズ)
状態については目についた範囲で記載しておりますが、見落としがあった場合はご容赦ください。
また商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。
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