嫁入り持参品のひとつとして用意されたクッションカバー。
アイドゥン地方のものだと思われますが、ピンクのシルク生地に、スパンコールをふんだんに使った装飾がついています。
シルクと鉄スパンコールの組み合わせという正反対の素材の組み合わせが面白いです。
裏にコットン手縫いで縫いつけて袋状にし、中にパンヤを詰めて外側から閉じる仕様になっています。
表には、花瓶に入った大輪の花のモチーフと、ボーダーに波模様が描かれています。
年代的には1960-70年代ごろに製作されたものだと想像します。
シルク布ものとしては、スパンコールで刺繍しているにも関わらず、特に裂けめや汚れなどもなく状態がとても良く、そういう意味でも貴重な一品です。
表の刺繍部分がきれいに残っていますので、裏を外して額装するなどして、飾っていただくか、表側を何かに再利用するといいかと思います。
サイズは約42×32cm。
重量は約270gあります。
状態については目についた範囲で記載しておりますが、見落としがあった場合はご容赦ください。
また商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。
価格に送料は含まれていません。
他の商品と同梱、または複数点数お買い上げになるなど、まとめ買いをされると個々でご注文するより１点あたりの送料が割安になります。
