トルコの北西部にあるバルケシールで伝統的に作られてきたイーネオヤのスカーフです。
とても独特なモチーフで、他地域では例のない形です。
植物などの新芽をモチーフにし、その連続でスカーフの周囲を装飾しています。
複雑な形ではなく、異例の形1種類を使ったのは、この地域の遊牧民の影響だと想像されます。
スパンコールやビーズを使ったものや、幾何学モチーフなどを好む彼らはイーネオヤにも同様の形を望んだのだと思います。
素材として彼らの手に入りにくかったシルクではなく、エーゲ海地方で多産されるコットン糸を使っているのも特徴です。
タイプとしては男性用として作られるエフェオヤと同じ目的のものです。
チャナッカレのエフェオヤとも呼ばれます。
10-15年ほど前にチャナッカレからまとめて手に入れたもののうち、コレクション、資料として持っていたものです。
珍しいものですので、興味ある方にぜひお持ちいただければと思い、放出いたします。
本物のトルコのイーネオヤに触れたい方、古いものに興味のある方、当時の技術や素材を感じたい方、ぜひこの機会をお見逃しのないようにお願いいたします。
いずれも現在は作られていないタイプのものですので、イーネオヤの本来の姿に興味がある方や古いテキスタイルが好きな方にぜひオススメします。もう次回はないかもしれません。
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