商品詳細

エラズーの伝統のイーネオヤ シルク糸のイーネオヤ  [em003]

販売価格: 3,500円(税込)

[在庫数 1点]

重み: 30g

商品詳細

トルコの東部、エラズーの伝統のイーネオヤスカーフです。
エラズーのイーネオヤスカーフは独特で、オヤはヤズマの4辺ではなく、対面する2辺、しかも切りっぱなしの部分のみに付いています。
これはヤズマの切りっぱなしの部分を縁処理しながら、オヤのモチーフを付けたこと、そしてエラズーでのスカーフの被り方に由来します。
保守的な地域のため、女性たちは顔を残してぐるりと頭に巻き付けるようなスカーフの被り方をします。
その時に顔の周囲にオヤが来るように作られているのです。中に入る部分にはオヤが必要ないこと、ない方が固定しやすいことなどが理由です。

またそういう事情もあって平面のオヤが中心です。中には新しいデザインとして立体のものも作られてきましたが、基本的には平面であり、またそれぞれにモチーフ名が付いていて、女性たちの間で通称として話されています。
もちろん年代ごとに新しいモチーフも考案され、名前が付けられないまま現在に至るものもあります。

もうひとつのエラズーのオヤスカーフの特徴として、メインモチーフの間二作られるアラモチーフが三角形の山型のものがほとんであること。
この2つの特徴でエラズーのオヤという分類が可能になります。

今回ご紹介するものは、エラズーの女性たちがお嫁入り道具として作って大切に保管していたスカーフから手放したものです。
そのため使用されていない、綺麗な状態のものばかりです。
本人が作ったもの、母親、祖母、叔母たちの手によって作られ、受け継がれたものなどもあります。
本来はシルク糸で作られますが、シルク糸が手に入らなくなった1970-80年代になり、ナイロン糸を使っているものもあります。

このオヤスカーフはシルク糸を使用しています。

本物のトルコのイーネオヤに触れたい方、古いものに興味のある方、当時の技術や素材を感じたい方、ぜひこの機会をお見逃しのないようにお願いいたします。

いずれも現在は作られていないタイプのものですので、イーネオヤの本来の姿に興味がある方や古いテキスタイルが好きな方にぜひオススメします。もう次回はないかもしれません。

プリントのインクが飛んでいたり、プリントミスがあったり、また保管の木箱のシミや多少の埃汚れがある場合がございます。
お家でチェストに保管されていたそのままの状態です。


商品として製作されたものではなく、個人所有の古いものであることをご理解の上、お買い上げくださるようお願いいたします。

価格に送料は含まれていません。
他の商品と同梱、または複数点数お買い上げになるなど、まとめ買いをされると個々でご注文するより1点あたりの送料が割安になります。
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